株の増担解除・ザラ場IR奪取法

デイトレードをはじめて早7ヶ月が経過した。
はじめのうちは何を買えば良いのか?
銘柄もわからなければチャートの見方すらわからない。
そんな状態で始めたのだが、きっかけは会社の後輩がはじめ、毎日のように儲かった話を聞かされていた事からだ。

当時は平成27年12月、マイクロニクスが量子電池開発のIRを出してから1ヶ月ちょっとが経過した頃だ。
マイクロニクスの株価はうなぎのぼりで急上昇を続け、500円から一気に3,000円台まで暴騰している頃だ。
しかし、自分はこの波には全くのれず、山一電機の高値掴み、マイクロニクスの高値掴みを繰り返し、気づけば負債はマイナス75万円に達していた。
何度も株を辞めようかと思ったのだが、次第に知識がつくにつれ、面白くてやめられない状態に陥っていた。

監視銘柄も増え、その会社がどんな材料を持ち、経営状態はどうなのかなど、次第にわかるにつれて自分の考えで取引できるようになっていった。
それまでは完全に人任せで、後輩の意見だけを頼りに売買していた。
しかし、さすがに買うタイミング、売るタイミングまでは指示するのは無理なのと、それが確実に上がるかどうかもわかるはずもなく、どんどん泥沼化していったのだ。

[転換期]
転換期を迎えたのは、過熱した銘柄が規制を受ける増し担保規制だ。
増し担保規制を受けると信用買いが減る傾向にある為、株価はどうしても下落しやすくなる。
しかし、増し担保規制は悪い事ばかりではない。
規制を受ければいつかは解除される。
人気銘柄に限定されるが、解除されれば暴騰が期待できる。
一番良い方法は、解除2日前、つまり解除条件を満たしてから3日目に仕込む方法だ。
この場合、3日間は持ち越す事になるので、外部環境の悪化などによるリスクはあるが、今までの経験では負けた事がない。
ただし、この方法はあくまでも人気銘柄に限定される。
なんでもかんでも増し担解除なら上がるというわけではないので、注意してほしい。

株で必勝法は存在しないが、勝率を上げる方法はいくつかある。
一つはさきほどの増担規制を受けた銘柄の解除狙い、もう一つは、ホームページの更新を自動でチェックし、IRをいち早く察知する方法である。
今回取り上げたいのはホームページの自動更新察知システムの威力だ。

ホームページの更新を自動で察知するには、いくつかツールが出ているが、無料でダウンロードでき、しかも効果が絶大なものがあるので紹介したい。
そのツールが、「WhiteCat」というツールである。
使い方は非常に簡単で、監視銘柄のURLを登録しておき、数分間に一度「チェックボタン」をクリックするだけである。
登録できるURLは1000個で、10グループに分かれており、1グループにつき100個まで登録できる。

チェックボタンを押すと登録したURLを自動でチェックし、更新を検出するとそのページだけをポップアップで表示してくれるので、見落とす心配もない。
肝心のスピードだが、1グループ最大の100個のURLを登録し、僅か40秒でチェックが完了するスグレモノだ。
相手のサーバーのレスポンスがよくないと時間がかかる場合があるが、待機時間を10秒とか短めに設定しておけばほぼ問題ない。
持越し組と違い、デイトレーダーは普段IRに恵まれる事はまずないのだから、ザラ場中IRはぜひとも引き当てたいものだ。
ただしこの方法、サラリーマンにはちょっと難しい方法だ。
サラリーマンの場合、増し担解除投資法の方が無難といえるのかもしれない。

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